2011/05/18

ZGV-006R UTAH KAWASAKI/STATIC PULSE















UTAH KAWASAKI
STATIC PULSE

2011.5.21 RE-RELEASE 
(ORIGINAL RELEASED 1996)

ZGV-006R  ¥1000 (TAX IN)
CD-R 100 COPY LIMITED EDITION

1.SAWTOOTH WEB  0:59
2.TIN CANS  0:56
3.ROCKCHAIR  0:55
4.STAINLESS  3:41
5.SHOOT  2:32
6.2 LINE  0:53
7.LONG LIFE  1:44
8.BOX  2:59
9.SIGNAL COMES  0:39
10.SH  0:57
11.ONE TIME  0:31
12.MOSQUITO  2:24
13.TO THE DARK  3:02
14.ELECTRIC BIRD  4:50
15.PERIOD  0:46
16.TYPICAL SONG  0:58
17.CHAINSAW  3:12
18.ISOPOD  3:30
19.RADIO TAMPA  2:04
20.IN BETWEEN  6:23
21.LLFOO  0:55
22.PARROT  0:29
23.NOISES IN STEREO  1:11
24.WINDOW  1:15
25.SHIVER  1:34
26.LFOO  0:35
27.1:00AM  1:46
28.SMOG  0:48
29.CLOSSTALK  0:58
30.LLFFO  0:42
31.NEWS  0:32
32.PANIC IN VCF  1:42
33.UPSET  4:28
34.SHSH  0:55
35.ENDLESS THINGS  4:50
36.THANK YOU  0:31
37.BROADCAST UNIV-TO THE END  0:16

TOTAL TIME 69:02

■解説
1996年発表のファーストアルバム。ユタカワサキは90年代初頭の高校二年生の時より故障しているパッチ式アナログシンセサイザーとテープエコー、短波ラジオ、ラジカセのみという少ない機材で電子音楽/ミュージックコンクレート/コラージュを制作し、自主制作のカセットとして販売していました。タイトル数は60本以上にものぼり、渋谷にあった伝説のレコードショップ、パリペキンレコーズのみで300本以上売り上げたという記録があり、当時では若干二十歳にして初期音響派界では既に知られた存在でした。
本作はそのパリペキンで販売されていた60タイトル以上のテープからベストテイクを選び、音質も大幅に補正し編集したもので、計らずして出来てしまった電子音楽やミュージックコンクレート、短波ラジオのコラージュや鈴虫とエレクトロニクスによるコラージュのようなアンビエントとしても聞けるトラックなどバラエティーに富んだ内容で決して難解ではなく、ある意味カジュアルな電子音響と言えます。
大友良英氏に絶賛されるなど、初期音響シーンを代表する一枚として、評価が非常に高かったアルバムですが、現在では廃盤、品切れの為、再発売を望む声が多数寄せられてました。今回はCD-Rコピー(盤面は新デザインを採用)、ジャケットはオリジナル印刷を使用、流通を通さない限定100枚での再リリースになります。

■コメント (1996年当時のものです)
PANASONIC、ANTHONY MANNINGを凌駕する才能。
60タイトルのテープ作品で、パリペキンで伝説を築いた(テープ売上ダントツNO.1の実績)ユタの集大成ファーストソロアルバムがついにリリース。
クラスターよりもベッドタイム音響派。
SAHKOよりも石庭派...の音響派界、震感のユタ。

虹釜太郎 (PARIS-PEKING RECORDS / SOUP DISK / 360°)

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